中国の仏跡を巡る寂昭(じゃくじょう)法師。文殊菩薩の霊地、清涼山(しょうりょうぜん)の石橋に着いた。 宝生閑 そこに現れた樵の少年は、石橋を渡ろうとする寂昭法師を止める。 橋岡伸明 少年は、時には老いた樵の姿で現れる。断崖にかかる石橋は半端な修行者では渡れないと説く。 津村礼次郎 狭く高い石橋を仏道修行になぞらえて、寂昭をさとした少年は、奇瑞のあらわれを予言した。 谷本健吾 樵の少年が去ると、仙人たちが現れて、酒盛りを始めた。何ともめでたい雰囲気。 野村小三郎、奥津健太郎 やがて時は過ぎ、石橋の向こうから、文殊菩薩の使いの獅子が現れた。 喜多実 豪壮な舞いを見せる獅子。 喜多六平太 牡丹の花に戯れ、飛び上がる。 津村礼次郎 2頭が連れ立って現れることも……。 八世観世銕之亟、九世観世銕之丞 4頭の獅子が、場を盛り上げることもある。 金春安明、他 牡丹の香気が満ちるなか、華々しく舞う。 桜間金記、他 [一時停止中。画像クリックで再開します]
|
写真:森田拾史郎
PhotoStoryは自動で開始します。停止するには写真をマウスでクリックしてください。